パパを味方につけるために絶対やってはいけない3つのNG行動
こんにちは、佐野雅代です。
Eテレの「えいごであそぼ」という番組の中で最近よく流れている
「THE NINJA WAY」
という忍者の歌をご存知ですか?
その中に、
「I’m a ninja, ninja. I train each day.」
という歌詞が出てくるのですが、
それを見ていたうちのパパ(英語は全然ダメ)が、めちゃめちゃ真剣な顔をして
「I train each day.ってどういう意味?忍者って電車乗らないよね…?」
と聞いてきたではありませんか。
……………!!!
どうやら「train=電車に乗る」って意味だと思っていたみたいです汗
まぁ、パパは毎日電車に乗って通勤していますからね…(^_^;)
「トレーニングする方のtrainだよ」と説明したら、
「そっか、なるほど〜」と、めちゃめちゃすっきりした様子で出勤していきました笑
…今日も電車通勤、お疲れ様です。。
*
さて今日は、多くのママが一度は考えたことがあるけれど、どこかあきらめてしまっている、
「パパにもおうち英語に協力してほしい!」
というお悩みについてお話しししたいと思います。
あなたも、同じように思ったことありませんか?
まぁ、べつに無理にパパにやってもらわなくても、ママと子供で楽しめばいいよね…とは思いつつ、
でも、やっぱりパパにも英語絵本を読んでもらったり、DVDを見て一緒に遊んでもらったり、
何かしらおうち英語に協力してくれたらすごく心強いですよね。
ところが、
ママにとって一番身近な人であり、しかも、子育ての責任を分かち合っているパパだからこそ、つい、
「あなたも少しはやってよね〜」
みたいに、押しつけや強制っぽくなってしまいがち。。
あぁ、これまた私のことです。
私も以前は、高額教材を買ったものの、全然協力していないくれないパパにイライラして、
「ねぇ、今まで何回教材にさわった?」
「もう!CDの再生ボタンを押すヒマもないくらい忙しいの?」
なんて嫌味を言ったことは数しれず。
時には、英語苦手なのをわかっていて、あえて英語の電話レッスンを無理やりやらせてみたりして。
当然、夫婦の関係も、なんとなくギクシャク。。
パパに対するイライラが、子供に向かってしまうこともあったりして…
今思うと、ホント最低の妻、最低の母でした。。
そんな自分への反省も込めて、
パパにもおうち英語に協力してもらうにあたって絶対やってはいけない3つのNG行動をまとめてみたいと思います。
【NG1:感謝をしない】
私は、パパが子育てを「手伝う」という発想が、あまり好きではありませんでした。
子育ては、パパとママの両方が等しく責任を負うものなのだから
子供の教育の1つである英語だって、パパが一緒にやるのは当然だと思っている部分がありました。
それは、理屈としてはある意味正しいのかもしれませんが
それじゃ、人の心は動きませんよね。
パパだって人間。
親しき仲にも礼儀あり。
何かやってほしいことがあれば、丁寧な言葉でお願いする。
家族のために何かしてくれたら、感謝の気持ちを言葉にして伝える。
そんな人として当たり前のことも、子育てでいっぱいいっぱいだった私は、見失ってしまっていたのです。
【NG2:ママと同じ方法でやらせる】
パパとママが子育てを分担する時、ただ全体の作業量を2分の1ずつ分ければいいってものではありませんよね。
例えば、ママは、子供が困った時に寄りそう安全基地としての役割
パパは、子供を冒険に連れ出し、社会のルールなどを教える役割
といったように、それぞれの持ち味や、好みや、得意分野などに応じて分担するとよいと言われています。
それは英語でも同じで、
いくら教材とそのマニュアルがあるからといって、
それに縛りつけるような形でパパに英語をやらせようとしても、お互いストレスがたまりますし
子供だって、そんなパパと英語で遊んだところで、楽しいわけありませんよね。
【NG3:子供の成長を伝えない】
子供の話をしたとき、たとえ、「ふーん」とそっけない反応だったとしても、
子供の成長を喜ばない親なんてどこにもいないんですよね。
あまり言葉に出さないだけで、子供と過ごす時間の短いパパは、なおさら子供のことを知りたいと思っているんです。
また、女性は、未来の成果を信じてコツコツ努力を続けられる人がわりと多いのに対し
男性は、自分がやったことに対し、何か目に見えた成果がないとやりがいを感じにくい、とも言われています。
パパに英語をやらせるだけやらせて、子供の成長を伝えず、やりがいを感じさせない。
ある意味、これが一番、罪深いことなのかもしれません。
*
こんなNG行動を反省し、
==========
1、パパにとってやりやすい方法で
2、子供の成長を伝えてその気にさせつつ
3、やってくれたらめっちゃ感謝する
==========
を心がけていたら、
少しずつ、
英語が全然できないパパでも、彼なりの方法でおうち英語に協力してくれるようになりました。
それだけではなく、
言葉の選び方や伝え方をあれこれ工夫してみることで、
なにより、夫婦や親子のコミュニケーションがどんどん豊かになっていったのです。
なので、
「パパにもおうち英語に協力してほしいなぁ…」
という気持ちのある方は、まずは最初の一歩として、
ぜひこの3つのポイントを意識してみてくださいね。
そして、パパに協力してもらうためのより具体的な戦略やテクニックを知りたいと思われた方は、
こちらの、バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター荒川良子さんのブログもご覧になってみてください。
パパに英語絵本を読んでもらうための戦略やテクニックが、こと細かく書かれていて、すごく面白いですよ。↓
英語絵本の読み聞かせ、夫の協力を得るために1番必要なことは何か
それでは、また!
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