終わり良ければすべて良し!?

 

こんにちは、佐野雅代です。

 

先日、無事卒園式を迎えた我が家の息子、

 




(家はともかく、幼稚園では)
「妹さん想いの優しいお兄ちゃんだね〜」
と言われるくらいに成長してくれました。


でも下の娘が生まれたばかりの頃は、いわゆるイヤイヤ期と赤ちゃん返りのダブルの壁にぶち当たり、


私も、息子にはいつもキツく当たってばかり。


これではダメだと、頭ではわかっていたものの、産後の体調不良や精神不安定などもあり、なかなか改善することができませんでした。


そんな状態を続けているうちに、息子が妹に対して、叩くことが増えてしまったり、私と同じようなきつい言葉を言ったりするようになってしまい、


これはマズイなと。。


そこでようやく、EQ(心の知能指数)のことや、子育てコーチングなども学びつつ、息子と真剣に向き合い始めたのです。


息子への接し方に関して、色々改善したことはありましたが、


英語や知育の取り組みが全然思うようにできないダメダメな日も、どんなにイライラしたりガミガミ言っちゃった日でも、


欠かさずに続けてきた、とてもオススメの方法があります。


それは、

「寝る前に必ず、子供にプラスの言葉をかけて1日を終えること」

です。


布団に入って1日を振り返り、良かったことがあれば、


「今日は◯◯に行って楽しかったね」

「今日は◯◯のお手伝いしてくれてありがとう」


といった感じで、素直にほめたり、喜んだりします。


特段良いことがなかった日や、全然ダメだったという日も、


「今日も1日が無事終わって良かったね」

「とにかく健康で生きててくれてありがとう」

「今日はたくさん怒っちゃったけど、本当はママは◯◯ちゃんが大好きだよ」


などなど、何でもいいので、とにかくプラスの言葉をかけるんです。



心理学の理論に、「ピークエンドの法則」というのがあるのですが、


人は、ある経験をして、それが良かったか悪かったかは、感情のピークと、その経験が終わった時のことで判断しているのだそうです。


例えば、イベント盛りだくさんの充実した夏休みを過ごしても、


最終日に宿題に追われて苦しい思いをしたら、何となく辛い夏休みだったな…という印象が残りますよね。


逆に、これといって何もない退屈な夏休みを過ごしていても、


最後に、家族みんなできれいな花火を見て感動したことで、ああ、良い夏休みだったなぁと思えたりすることってありますよね。


それと同じように、寝る前にプラスの言葉をかけて満足度や幸福感が上がると、


大人も子供も、その日1日に対する全体の評価が良くなって、


睡眠の質も上がり、次の日も快適に始められるようになるんです。


この言葉かけを続けてきたからこそ、


今では、だいぶ親子ともに心穏やかに、きちんと話し合えるようになってきました。


(それでも、やっぱり息子には、ガミガミ言っちゃうことも多いんですけどね。。)


もし、何か言葉をかけることが難しいようであれば、


ただただ、子供をギュッと抱きしめてあげるだけでもOK。


「終わり良ければすべて良し!」


と思って、ぜひママも子供も、お互いに幸せな気持ちで1日を終えられるといいですね。

 

 

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それでは、また。

 

 
 
 
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