子供の能力が最も伸びる瞬間とは?
こんにちは、佐野雅代です。
この記事を読んでくださっている親御さんは、きっと、
大切なお子さんの能力をできる限り伸ばしてあげたい!
そのために親にできることは何でもしてあげたい!
そんな風に思っていらっしゃるのではないでしょうか。
私自身も、仕事や家事や育児にバタバタの日々の中にあっても、
やっぱり、6歳と4歳になった子供たちの未来のために、何か役に立つことをしてあげたい。
子供たちには、将来、自分で夢や目標を見つけ、信頼できる仲間や先生たちと一緒に頑張り、豊かで幸せな人生を送ってほしい。
そのために、今できることは何でもしてあげたい!
と思います。
では、子供たちの能力が最も伸びる瞬間って、どんな時だと思われますか?
これは、いろいろな育児書・教育書などにも書いてあることなので、ご存知の方も多いかと思います。
そう、好奇心を感じた時です。
子供は、誰かから与えられたことではなく、自分でやりたい、知りたいと思った瞬間にこそ、ぐんぐん伸びていくものなんです(まぁ、大人でもそうですよね)。
東北大学の脳医学者、瀧靖之教授が延べ16万人の脳画像を分析したところによると、子供を賢く育てる秘訣は「好奇心」にあると結論づけています。
また、東京大学の池谷裕二教授の記憶に関する研究によると、興味・好奇心を感じている時には、記憶を司る海馬が活性化されて、10倍記憶に定着しやすくなるとされています。
子供の好奇心を育てる方法というのは、もちろん色々あると思いますが、私が一番良いと思うのは、やっぱり「図鑑」です。
先ほどの瀧教授も、子供の脳を好奇心たっぷりの脳に育てる秘密道具として、図鑑を挙げていらっしゃいますし、
いわゆる有名大学に合格したお子さんの体験記などを見ていても、図鑑をシリーズで揃えていました、小さい頃から図鑑をよく眺めていました、とおっしゃる方が多いですしね。
図鑑を活用すると、どんな良いことがあるのか?
これもまた色々な考え方があると思いますが、私が考える主なメリットは次の3つです。
1、脳にたくさん刺激を与えることができる
人が本を読むときには、脳の中の「言語野」という、話すこと、読むこと、書くことを司る部分が活性化すると言われています。
それと同時に、豊富な写真やイラストを見ることによって、図形の認識や空間認知を司る脳の部分も活性化すると言われています。
つまり、脳への刺激という点だけ見ても、図鑑はとてもお得なツールと言えますよね。
2、プチ実体験ができる
子供の好奇心を引き出すためには、何よりも実体験が一番!というのを否定する方はいないんじゃないかと思います。
確かに、五感をフル活用して色々な体験をすることは本当に大切なことですが…
そうは言っても、日々お仕事の忙しい親御さん、園や習い事などで忙しい子供たちにとって、何かをじっくり体験したり、幅広い分野のことに実際に取り組んだりすることは、そうそうできなかったりします。
そんな時、現実とバーチャルの結びつけがしやすい図鑑を使うことによって、子供の好奇心をどんどん広げる手助けをすることができます。
例えば、星や宇宙に関する図鑑を見た後、実際に夜空を見上げてみると、今まさに本で見ていたものが目の前に広がります。
そうすると、子供は目の前に広がる世界にどんどん興味を持つようになり、好奇心が育っていくんです。
あるいは、動物園に行った後、動物の図鑑を見ると、実際には見なかった本の中の動物もまるで動いているかのような想像ができます。
それだけでなく、
・あの動物はどんな食べ物を食べているんだろう?
・あの動物は世界のどの国から来たんだろう?
・あの動物はどうして数が減ってしまっているんだろう?
などなど
動物園に行って終わりではなく、図鑑があることによって、子供の好奇心をさらに広げてあげることができるんです。
3、我が子の興味・関心により敏感になる
同じ図鑑であっても、その楽しみ方というのは子供の年齢や成長に応じて変わっていきます。
例えば、世界の国々を紹介する図鑑であっても、ある時は食べ物に注目することもあれば、国の形に興味を持って世界地図と見比べることもありました。
国旗の色や形に注目する時期もあれば、なぜかそのページに出てくる人の数を数えることに夢中になった時期もあります。
そんな風に、今の我が子はこんなことに興味があるんだなぁ、あるいは、いつまでたってもこれには食いつかないなぁといった感じで、
我が子の興味・関心により敏感になれるのも、図鑑が身近にあってこそだと思います。
こんな風に、子供の興味・関心を知り、好奇心を育てるためにうってつけの図鑑が、私自身も、我が家の子供たちも大好きです。
6月27日(土)のバイリンガル絵本クラブでは、そんな我が家で楽しんでいる英語図鑑をたくさんご紹介していくとともに、
0歳さんから気軽に楽しめる英語図鑑の活用方法も、お伝えしていこうと思います。
え?なんで英語図鑑なの?
子供の好奇心を伸ばすなら、なにもママが苦手な英語がたくさん書かれた図鑑ではなく、日本語の図鑑だって十分じゃない?
英語図鑑は、子供がもっと大きくなってから取り入れればいいんじゃない?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん考え方は人それぞれではあるのですが、
幼児期のお子さんだからこそ、そして、ママが一言一句完璧に理解できるわけではない英語図鑑だからこそ、
☆子供の持つ能力を信じる「引き出す子育て」や
☆子供の成長をワクワクしながら待つ「見守る子育て」の
本質を理解するのに最適なツールではないかと思うのです。
ただ与えられたものをこなすだけではない、
子供が自分で興味を持って、自分で選び、自分で学び伸びていく力を育てる子育てを、私と一緒にトライしてみたいという方は、ぜひ遊びにいらしてくださいね。↓
【英語図鑑特集】
サウンドイングリッシュ de バイリンガル絵本クラブ
※お申し込みの締め切りは、6月26日(金)までです。
それでは、あなたのご参加をお待ちしております。