4人のお子さんを育てる先輩ママが語ったEQ子育ての極意

 

こんにちは、佐野雅代です。

 

先日のリアルお茶会の参加者のお一人に、


高校生から小学生まで男女4人のお子さんを育てる大先輩ママ、Tさんという方がいらっしゃいました。


Tさんの息子さんは、小学校の時、6年生が務める応援団長に憧れて


「6年生になったら自分も絶対やりたい!」と思っていました。


そして4年生から応援団に入り、積極的に活動しつつ着々と準備を進め、


見事オーディションに合格し、応援団長を務めることになったんです。


意気揚々とのぞんだ運動会、その結果はというと…


競技も応援合戦も惨敗。。


最後の応援団長の挨拶で、息子は一体何を話すんだろう…


「自分のせいで負けてごめん」って謝るのかなぁ…


Tさんはドキドキしながら見守っていたのですが、


息子さんの口から出たのは、


「みんながいてくれたからここまで頑張ることができた、本当にありがとう!」


という心からの感謝の言葉でした。


そして、周りのみんなが自然と息子さんを胴上げしてくれて、その場は、涙と感動に包まれたのだそうです。


その様子を見ていたTさんは、


あぁ、子供ってやっぱり自分とは別の人間なんだなぁ。


親である自分より、もっともっとすごいものを持っているんじゃないかなぁ。


これから一体どこへどんな風に羽ばたいていくんだろう?


と、すごくワクワクした気持ちになったのだそうです。

 

息子さんの、


・自分でしっかりと目標を持ち

・それを着実にやり抜いて目標達成し

・思うような結果が出なくても卑屈にならず

・仲間との絆という宝を見いだし

・心から感謝することができる


そのEQ(心の力)の高さに、私も本当に感服いたしました。


Tさんは、どんな風に息子さんを育てたんだろう?と思って、色々お話を聞いたのですが、


その極意はとてもシンプル。


「とにかく子供のことを信じて、好きなことをとことんやらせてあげること。


子供に何かをしてあげるというよりも、親自身が活き活きと自分の人生を楽しむこと。


子供は、そんな親の姿を見ながら、親が想像もつかないくらい大きく成長していくものだと思う。」


とおっしゃっていました。

 

ちなみに、以前、


東大医学部生の「やり抜く力」の秘密を解き明かすセミナーに参加した、というお話をしましたが…


(何のこと?と思われた方はこちらをご覧ください。↓)

東大医学部生に学ぶ「やり抜く力」の育て方


彼らが、「親に感謝していることは何か?」と聞かれたときに、口をそろえたように言っていたのも、


「自分がやりたいと思ったことを、自由にやらせてくれたこと」


「細かいことをあれこれ言わず、信じて見守ってくれていたこと」


でした。


そして、


「何より、親が真面目に熱心に仕事をしている姿を見て、自分も勉強が好きになったし、一生懸命やり抜くことが当たり前だと思えるようになった」


と言っていました。


親は子供のためにこんなにあれこれしてあげているのに、結局はそこなの〜!?


と、ちょっと憤りすら覚えましたが…


私自身のことを思い返しても、やっぱり親に対して思うことは同じだなぁと。


結局は、その2つのシンプルな軸をブラさず、子育てをしていけるか、


親も自分の人生を活き活きと生きていけるか、

 

というところが、EQ力の高い子供を育てる重要なポイントなのではないかなぁと改めて感じました。

 

他にも、リアルお茶会で感じたこと、学んだことがたくさんありますので、


今度のオンラインお茶会でもシェアしていきますね。

 

それでは、また!