サマースクールのその後

 

こんにちは、佐野雅代です。

 

以前、下の娘をインターナショナルスクールのサマープログラムに通わせた…というお話をしたところ、

 

「娘さん、どうでしたか?」

 

というメッセージを、何名かの方からいただきました。

 

そこで、娘の様子や私の感想などを、まとめてみたいと思います。

 

(なぜサマースクールに通わせようと思ったかについては、こちらの記事をご覧ください。↓)

ちょっとした賭けに出ようと思います

 

まず、娘が通ったのは、我が家の隣の駅にある

Central Forest International School
GSAIS Chuo-Rinkan

というところの、5日間のプログラムでした。

 

真夏の猛暑の中、送り迎えすることを考えて、できるだけ近い所がいいと思ったこと、

 

そして、夏休みのために用意された特別なプログラムではなく、インターナショナルスクールの通常の授業や生活を体験できるという点に惹かれ、ここを選びました。

 

内容としては、本当に「英語の幼稚園」という感じで、

 

毎日、自由遊びや外遊びの時間があるのはもちろん、

 

・math(算数)
・music / art(音楽・美術)
・science(理科)
・social studies(社会)
・physical education (体育)
・classical ballet (バレエ)
・Japanese(日本語)

 

などなど、英語でそれぞれの教科の概念に触れられるというのは、とても魅力的です。

 

また、「Jolly Phonics」を使ったフォニックスの授業や、週1回必ず「Show and Tell」の授業があるところは、やはりインターナショナルスクールならではだなぁと思いました。

 

(Show and Tellの様子)

 

さて、娘の様子はといいますと…

 

一度、体験授業に行ったものの、やはり全く新しい環境ですから、娘も朝は「行きたくなーい」と毎日言っていました。

 

でも、大好きなおやつと給食で誘って、なんとかスクールに行かせてしまえば、日本人のお友達とはすぐに仲良くなれたようですし、ちゃんと授業にも参加していたようですし、

 

帰ってきたら、「楽しかった〜」と言っていたので、まぁ良かったかなと思います。

 

そんな感じで、5日間通わせてみて、特に印象深かったポイントが3つあります。

 

1、やっぱり英語の「音とリズム」は大事!

 

(Artの時間・みんなでMural作り)

 

1日5時間程度、たった5日間通っただけではありますが、

 

娘は、家に帰ってくると、「ママ、今日はずっと英語で話す〜」と言って、謎の英語らしき言葉をずっと話したりしていました笑

 

単語とか文法はデタラメなのですが、音とリズムだけは、ちゃんと英語らしく聞こえるから不思議です。

 

やはり、ネイティブと同じ感覚で言葉を身に付けるといった時、

 

1番のベースになるのが、「音とリズム」なんだなぁと改めて実感しました。

 

2、安易にインターナショナルスクールに通わせるのは危険!?

 

(Scienceの時間・スライム作り)

 

そのような感じで、5日間英語漬けの時間を過ごしただけでも、娘の中ではかなり英語モードになったと言いますか、英語を話したい気持ちが膨らんだようなので、

 

これは、何週間、何ヶ月と通っていれば、すぐに英語ペラペラになるだろうなぁと感じました。

 

(もちろん、それまでのおうちでのインプットが十分あればこそですが。)

 

でも、それだけに、安易にインターナショナルスクールに通わせるのは、ちょっと危険だなとも感じました。

 

日中、英語漬けで過ごす分、おうちでかなり日本語のフォローをしてあげないと、母国語の方がおぼつかなくなってしまうだろうなと。

 

基本的に日本に住んで、日本の教育制度を受けていく限り、圧倒的に重要なのは「日本語」です。

 

そのフォローを十分にする覚悟を持たずに、子供をインターナショナルスクールに通わせることは、やめた方がいいと思いました。

 

3、国際交流の機会をコンスタントに持つことが大切!

 

 

今回、娘をサマースクールに通わせた一番の目的は、

 

外国人のお友達と実際にふれあって、英語は生活や学びの中で普通に使われている「生きた言葉」であると肌で感じてもらうこと

 

でした。

 

我が家は、普段、外国人のお友達とふれあう機会がほとんどなく、テレビやDVDの中で見るか、せいぜい道や公園ですれ違う程度。

 

なので、娘も最初は、

「お友達の目がブルーやグレーで嫌だ」
「お顔の茶色いお友達が怖い」

とはっきり言っていました。

 

テレビや絵本などを見ながら、

 

「世界中には、色々な目の色、髪の色、肌の色のお友達がたくさんいるんだよ。みんな違って、みんな良いんだよ。

 

といった話は度々してきましたが、やっぱり実際に会った時のインパクトは全然違うんだなぁと。

 

娘も、だんだんとテレビやDVDの中の子供たちを見て、


「英語幼稚園のお友達と同じだ〜」

 

と、現実のお友達として感じることができるようになってきたみたいですが、

 

でも、まだまだ、

「お顔の茶色いお友達は怖いなぁ」

「英語のお友達のいない英語幼稚園に行きたいなぁ」

とか言ったりするので、

 

もっともっと、国際交流の機会をコンスタントに持つことが必要だなと改めて感じました。

 

でも、そういうイベントとか機会って、なかなか私の住んでいる地域の身近にはないんですよね…。

 

そこが今の大きな悩みでもあり、私自身も、何かそういう国際交流イベントのようなものをやっていくことができたら良いなぁと思ったりしています。

 

 

ちなみに、サマースクールが終わって1ヵ月以上経った今でも、おうちで歌を歌ったり、絵本を読んだりしていると、時々、

 

「これ英語幼稚園でやったよ〜」

 

と言って、歌ったり、絵本の真似をして体を動かしたりすることがあります。

 

(「xylophone」という言葉が大好きになった娘…)

 

そんな感じで、おうち英語がより楽しくなるきっかけというか、良い刺激にもなりました。

 

猛暑の中、自転車での送り迎えは、死ぬほど大変でしたが…

 

娘を預けている間、上の息子とも濃い〜時間を過ごすことができましたし、良い選択だったかなぁと思います。

 

もし、サマースクールについてより詳しいことが知りたい!という場合は、お気軽にメッセージくださいね。

 

それでは、また!